てのひら
ずっとみてほしいと思っていた人に、てのひらをみてもらうことができた。
今までにも当たるといわれる人に何度かみてもらう機会はあったのだけど、
今回はものすごく、すこーんと響いた感覚がある。
ただ辛辣な言葉ではないのがわかったから。
だから胸にとても響いたというか、“くるもの”があって、涙が出たんだと思う。
今までにみてもらった人も申し分のない人ばかりだったけれど、
きっと力がある故にこちらが傷つかないように優しく話してくれる人が多かった。
今回の人もとても優しいことは伝わってきた。
ただ、こちらが年齢を重ねた分だけ、“今”に必要な言葉を敢えて伝えてくれたんだろうと思う。
配慮しながらでも、伝える側もその言葉を言わなければならないのはしんどかったのだろうな、と思う。
それでもそんなしんどい思いをしながら発してくれた言葉のひとつひとつを
きちんと受け止めるまでが依頼したこちら側にできる真摯な態度だとも思う。
お金を払うだけじゃない。
感謝の意味も込めて、またお会いできますように。
ごまかしの効かないひとだから、そこも含めて。
変われますように。
何よりこれからの自分のために。
ありがとうございました。